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◎東京市場の特徴について
東京市場は、国際決済銀行(BIS)の2007年4月の調査によると、売買高で英国、米国、スイスに次ぐ4番目の市場で全体の6.1%の規模となっています(ちなみにトップの英国で34.1%)。東京市場では円絡みの取引が多いですが、ここ数日はユーロの下落もありスポット(直物)取引ではユーロドルの売買高がドル円を上回る日もあります。
東京市場の特徴の一つに、「仲値」と呼ばれる銀行の値決めが挙げられます。
これは、午前9時55分頃の実勢レートを基に、各銀行が対顧客向けの日受け渡しレートを10時過ぎに公表するものです。大きく相場が動かない限り、当該レートが1日用いられます。なお、ドル円の場合、仲値に1円を加減したのがトラベラーズチェックの両替レート(別途手数料1%)、仲値に3円を加減したのが現金の両替レートとするのが一般的のようです。
東京市場の場合、輸出入企業などの実需取引が他の市場と比べて比率が高いですが、輸出入企業は特にこの仲値を用いて取引を行うことが多いです。5・10日(ゴトウビ)と呼ばれる決済が集中する日は特に仲値にかけて売買高が膨れます。実需以外にも仲値決済の思惑が働き、売買高が増えていく傾向にあるのです。
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通常、仲値決済では、ドル不足になるケースが多く(輸入企業のドル需要)、午前9時台にはドル円が上昇する傾向にあります。ただ直前になってドル余剰となりドル円が下落する場合もあり、注意は必要です。
上記で述べたように実需の取引が多い市場なので、月末や年度末、新年度には需給が発生し、値動きが激しくなることもあるのでその時期にはご注意を。また、実需の取引が多いことから、ドル円が上がったら輸出企業の売りが入り、下がったら輸入企業の買いが入る、逆張り手法が通用しやすい市場でもあります。一度検証してみてください。
米欧で夏時間を採用しているこの時期は、午後3時頃から欧州勢が参入してくるので、午後3時過ぎくらいから値動きが激しくなる傾向にあります。東京市場の午後の流れが加速していく場面も多いので、こちらも検証してみてはどうでしょうか。
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どちらにしても日中仕事をしている方は、東京市場を追っていくことはできませんが、逆張りがうまく適用すればIFD(イフダン)注文などを利用して、収益を挙げられる可能性があります。
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