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◎今週の注目点(11月16日〜11月20日)
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今週の外国為替市場は、先週同様リスク選好相場の継続性に焦点が当てられそうです。
先週の金融市場では、ダウ平均株価の連日の年初来高値更新にもかかわらず、
リスク選好のドル売りは続かず、ダウ平均株価が調整売りに圧された12日NY
市場では、ドルは主要通貨に対して強含みました。今週も、ドル相場に与える影響の観点から、株式市場の動向から目が離せない展開が続きそうです。株価への影響の観点からは、大手メガバンクや大手損害保険会社などの本邦金融機関の4-9月期決算、7月の法的整理脱却後初の決算となる米GMの7-9月期決算などの決算の内容や、主要各国の経済指標の結果が注目されます。経済指標では、今週は米国のインフレ関連や住宅関連指標の発表が数多く予定されています。16日に10月小売売上高、17日に10月卸売物価指数、10月鉱工業生産、18日に11月NAHB住宅市場指数、10月消費者物価指数、10月住宅着工件数、19日に週間新規失業保険申請件数、20日には10月景気先行指標総合指数が発表されます。
その他の地域では、17日に豪中銀理事会議事要旨、英10月消費者物価指数、10月小売物価指数、18日にユーロ圏9月経常収支、英中銀金融政策委員会議事要旨、加10月消費者物価指数、19日に英10月小売売上高、加10月景気先行指標指数、20日に独10月卸売物価指数の発表が予定されています。ドル相場への影響の観点からは、昨今のドル安相場を主導している資源国通貨の通貨当局である、豪中銀、英中銀の金融政策決定会合議事要旨の内容に特に市場の注目が集まっています。
また、16-18日には、オバマ米大統領が中国を訪問し、17日には米中首脳会談が開催されます。14-15日に開かれたAPEC首脳会議が採択した首脳宣言では、草案にあった「市場主導の為替相場」に関する言及が削除され、為替問題に関する米国と中国の対立姿勢を浮き彫りにしました。これを受けて、市場では、米国が人民元の上昇容認を強く中国政府に働きかけるとの思惑や、中国製品に対する米国の関税措置を巡り米中間の緊張が一層過熱するなどの憶測が拡がっており、首脳会談の動向次第ではリスク回避的な動きが強まる可能性も指摘されています。
その他では、今週も数多く実施が予定されている主要各国の当局者発言や、市場の需給要因なども注目されます。特に需給面では、16日の米国債の4半期定例入札に絡んだ利金や元本の償還資金の動向、本邦のボーナスシーズン入りを控えて本格化する外貨建て投信の販売状況、11月の決算を前にした海外のファンド勢のポジションの手仕舞いの動きなどには注意が必要です。
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◎先週の動き(11月9日〜11月13日)
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<週間レンジ 高値・安値&終値>
通貨 高値 安値 終値
米ドル/円 90.59 89.29 89.64
ユーロ/円 135.35 132.85 133.60
ポンド/円 151.61 148.22 149.46
豪ドル/円 84.23 82.55 83.63
NZドル/円 67.08 65.61 66.60
カナダドル/円 86.33 83.53 85.20
南アランド/円 12.22 11.89 12.06
ユーロ/米ドル 1.5046 1.4820 1.4900
ポンド/米ドル 1.6838 1.6513 1.6673
先週の外国為替市場では、豪ドルが堅調に推移しました。
他の主要通貨が、株価を見据えながら神経質に推移する中、豪中銀による追加利上げ観測を背景に豪ドルは週初から堅調に推移しました。
さらに、 12日に発表された豪10月雇用統計で、新規雇用者数が予想を大きく上回る好結果を示すと豪ドルは続伸し、対ドルでは昨年8月以来の高値1豪ドル=0.9370ドルまで到達、対円でも今月の高値を更新して1豪ドル=84円20銭近辺まで上昇しました。その後、12日の欧米市場では、豪ドルはポジション調整により若干水準を押し下げましたが、安値圏では投資家の旺盛な豪ドル買いにより週初の水準を割って下落するには至らず再び反発へと転じ、13日の欧米市場では対ドルで再び0.93ドル台を回復しました。
その他の通貨では、ダウ平均株価の連日の年初来高値更新を受けてリスク選好のドル売りが強まり、週半ばにはユーロ/ドルは10月下旬以来となる1ユーロ=1.50ドル台半ばまで上昇、ドル/円でも1ドル=89円台前半までドル安が進行しましたが、その後はダウ平均株価の反落を受けたリスク回避のドル買い戻により、ユーロ/ドルは1.48ドル台前半、ドル/円は90円台半ばまでドルが反発する”往って来い”の展開となりました。
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■ 今週の注目材料・経済指標(11月16日〜11月20日)
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11月16日(月)
08:50 日・7-9月期実質GDP
08:50 日・7-9月期名目GDP
08:50 日・7-9月期GDPデフレーター
09:01 英・11月ライトムーブ住宅価格
19:00 欧・ユーロ圏10月消費者物価指数改定値
22:30 加・9月製造業出荷
22:30 米・10月小売売上高
22:30 米・11月NY連銀製造業景気指数
11月17日(火)
00:00 米・9月企業在庫
08:50 日・9月第三次産業活動指数
18:30 英・10月消費者物価指数
18:30 英・10月コア消費者物価指数
18:30 英・10月小売物価指数
18:30 英・10月コア小売物価指数
19:00 欧・ユーロ圏9月貿易収支
22:30 米・10月卸売物価指数
23:00 米・9月対米証券投資額
23:15 米・10月鉱工業生産
23:15 米・10月設備稼働率
時間未定 南ア・南ア中銀政策金利発表
11月18日(水)
03:00 米・11月NAHB住宅市場指数
07:00 米・週間ABC消費者信頼感指数
09:00 豪・9月ウエストパック先行指数
09:30 豪・7-9月期賃金コスト指数
15:00 日・10月工作機械受注
18:00 欧・ユーロ圏9月経常収支
18:30 南ア・9月実質小売売上
18:30 英・英中銀金融政策委員会議事要旨
19:00 欧・9月建設支出
21:00 加・10月消費者物価指数
21:00 加・10月コア消費者物価指数
22:30 米・10月消費者物価指数
22:30 米・10月コア消費者物価指数
22:30 米・10月住宅着工件数
22:30 米・10月建設許可件数
11月19日(木)
09:30 豪・8月週平均賃金
13:30 日・9月全産業活動指数
14:00 日・9月景気先行CI指数
14:00 日・9月景気一致CI指数
16:15 瑞・10月貿易収支
18:30 英・10月小売売上高指数
18:30 英・10月マネーサプライM4
22:30 加・9月国際証券取扱高
22:30 加・9月卸売売上高
22:30 加・10月景気先行指標指数
22:30 米・週間新規失業保険申請件数
日・日銀金融政策決定会合一日目
11月20日(金)
00:00 米・10月景気先行指標総合指数
00:00 米・11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
昼ごろ 日・日銀政策金利発表
16:00 独・10月卸売物価指数
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